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​現代文とは

 現代文という科目で大事なのは、どのような問題であっても、基本ルールに基づいた考え方・方法によって、安定して解けるようになることです。そういう意味で、現代文の勉強は、基本ルールを前提として訓練を繰り返しながら職人業を身に付けていくように進めることが重要だと考えています。ニルの授業でも、何回かのサイクルが存在していて、螺旋を描きながら登っていくようなイメージで実力を伸ばしていきます。

 まず最初に受講していただく「基礎現国」では、具体的な問題を通して、入試問題を読み解く上で幅広く使える汎用性のある基本ルール、つまり「方法論」を学んでいただきます。この方法論は、未知の問題を解く際に有用なものですから、具体的な問題の解答とは別に『方法論ノート』を作成して、それがニルオリジナルの参考書となります。

 もっとも、実際の入試問題は、多様な読解上・解答上のポイントが複雑に絡み合う形で出題されるのが通常です。ですから、上記方法論ノートの作成を通じて様々なポイントの理解を深めていただいた上で、次のステップでは、より実践的に具体的な問題演習を積み重ねることにより、方法論を自在に使いこなせるようになっていただきます。

 最終的な仕上げの段階では、大学別・出題タイプ別の講座を設置し、解答作成・解答選択の訓練を行います。

 現代文は、すべての科目に通ずる非常に大切な科目です。ここでしっかりとした読解力・解答力がつけば、それを小論文や英語の長文問題に活かすことも可能です。しっかりと学習し、一緒に合格を勝ち取りましょう。

 
​講座紹介〜基礎現国〜

0. はじめに ~基礎の重要性~
ニルでは国立志望者/私大志望者問わず全員に基礎現国を受講してもらっています。そもそも現代文という科目で試されているのは、国立/私大問わず、「論理的な読解力」と「聞かれていることに正しく答える力」の二つです。基礎現国ではこれら二つの力の“基盤”を養成することを目的としています。将来的に各大学に特化した実力をつけるには、こうした基礎の”盤石さ”が大事です。基礎の習得度合いで、その後の現代文の得点の伸びが左右されるといっても過言ではないでしょう。


1.「なんとなく解く」から「論理的に解く」へ
受験生は、現代文という科目で「なんとなく」読解し、解答する傾向が強いです。基礎現国では、「なんとなく」ではなく「論理的に」読解し解答するにあたって、どういう風に考えなければならないかを指導します。具体的には、実際の入試問題の演習を通じて自分で考える力をつけてもらいます。したがって、授業とその復習にどれだけ集中できるかがその後の「得点の伸び」に直結することは言うまでもないでしょう。


2.論理的読解力の基盤を養成する
基礎現国の授業では課題文を論理的に読解するにはどういう作業をすればよいのか、どういう風に課題文を分析・整理すればよいのかを1から丁寧に指導します。この論理的な読解力は受験勉強を様々な面で助けてくれることでしょう。たとえば英語の要約や小論文の読解でも、結局は読解力が基本です。すべての科目に通じる汎用的な読解力養成することが目標となっています。


3.解答方法の基本を知る
設問で問われていることに「論理的に」かつ「過不足なく」答えるというのは、慣れていないと実は大変難しいことです。基礎現国では、設問パターンの見分け方から、それに対するアプローチの仕方、解答に至るプロセスまで教えます。きちんとした解答法を体得していれば毎回同じプロセスを踏むことにより、安定して正解にたどり着くことができます。

 
​講座紹介〜初級現国〜

1.方法論を定着させる
初級現国では、基礎現国で学んだ“読解の方法論”や“解答の方法論”を定着させます。何をするにも“正しい型”を学んだ後には、それを使いこなす練習が必要になります。たとえばスポーツでもそうですが、“正しいフォーム”を知ったからといって自分でその通りに動けるとは限りません。どんな場面でも正しいフォーム通りに動けるよう、いろんな問題を用いて方法論を確認します。


2.難易度が高い問題に慣れる
文章の中に難しい単語がある場合やその文章の内容になじみが無い場合、また正解の選択肢を判断しにくい場合などの問題の難易度が上がると、焦ってしまい、普段通りの解き方を忘れてしまいがちです。初級現国では、問題の難易度が高い時ほど方法論が使えるものだということを実感してもらいます。「どんなときでも基本は大事なのだ」ということを理解し、難しい問題への対処力の基盤を養います。


3.論述の解法と択一の解法を整理する

初級現国では、一回の授業で二問の過去問を取り扱います。一問目が択一(私立)で、二問目が記述(国立)なので、バランスよく解法を確認することができます。両者は対策が異なると考えられがちですが、論理的思考力と、確かな解法の知が必要という点では、全く同じです。基礎現国で培った方法論を使って、実践の中で、不明瞭だった部分を埋めていく作業を丁寧に行っていきます。

 
​講座紹介〜私大現国〜

1.文章ごとの正答率のばらつきをなくす
私大現国では、受講生の志望大学に合わせた過去問を使い、ひたすら実践と方法論の確認を行っていきます。設問によって得意・不得意が生じないように、的確なテクニックを身につけてもらいます。択一だけにフォーカスを当てず、記述問題にも触れていきます。

2.テーマごとのポイントを身につける
基本的にニルでは、豊富なボキャブラリーや知識なしで、テクニックのみで問題が解けるノウハウを教えますが、問題文によって身近に感じられるもの、遠く感じられるもの、人それぞれあるかと思います。そこで、テーマごとのポイントを抽出し、別の教科にも応用できるような、汎用的な知識を積み重ねていきます。どの学部にするか迷っているひとでも、様々な学問やテーマの文章に触れるので、自分の関心や傾向性が分かる契機にもなります。


3.速く解くための練習を積み重ねる

基礎や初級の段階では、スピードよりも根拠をもって選べたかが大事です。テクニックを確実にしたら、今度は短い時間内でそのテクニックを発揮する練習を行います。効率よく問題文を読んでいき、設問のポイントを見極める実践を積み重ねてきます。

 
​講座紹介〜東大現国〜

(4月~7月)
1.難易度の高い文章を論理的に整理する
受験生を悩ませるのは、課題文の難易度が高くなった時に、その内容を理解できなくなる事です。しかし、たとえいくら難易度の高い文章であっても、内容を理解するのではなく、論理的に整理する事さえできればいいのです。東大現国の授業では難易度の高い文章であっても整理をして、答案に活かせるような読解を出来る事を目指します。


2.設問の分析の仕方を知る
東大を代表とする難関国立大学の入試対策で大事なのは、出題者の意図を論理的に読み取り、各設問で求められている事に正確に答える事です。意外と多くの受験生にはこれができていません。設問で求められている事がわかれば、答案の型もわかりますし、解答に必要な要素もわかるわけです。4~7月の東大現国ではこの設問分析の“いろは”を学ぶことが目標です。


3.二種類の単語力をつける
一つ目は評論用語の力で、受験生にとって日常生活ではなじみのない単語であり、辞書的な意味では入試に対応できません。ですから実際の課題文の読解を通して、文脈の中で意味を把握する必要があります。もうひとつは課題文中の単語を言いかえるときに必要となる単語の力です。東大を含む難関国立大学の過去問を見ていると、時として課題文中にない単語を要求している設問があります。こうした用語の知識を付けるとともに、実際に自分で単語を使えるようになる力を養成します。


(10~12月)
1.実践に則した形で反復演習する
いくら塾で答案が書けても、本番の試験会場でテスト時間内に答案を書きあげられなければ、合格できないわけです。10~12月の東大現国では、なるべく実際の試験会場と同じ時間的な条件のもとで各自で答案を作成してもらいます。4~7月に学んだことを訓練します。


2.設問分析法を体得する
「人に言われてから設問条件がわかる状態」から「自分で安定して設問条件を見抜ける状態」になるように訓練します。いかに適切に設問分析ができるかは、その後の答案の質を左右します。時間内に適切な設問分析ができるように、自分で考え抜く力を養います。


3.解答に必要な要素を自分で見極める
実際に答案を作成する段階になると、どの言葉をいれ、どの言葉をいれないかについては迷うものです。その中でも優先順位の高いものを盛り込む練習をします。それと併せて、字数制限の枠内で設問の要求を満たすように答案を作成できるように答案のつくり方を学びます。